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新司法試験 短答式プレテスト 民事系 第14問
〔第14問〕(配点:2)
 次のアからオまでの記述のうち,判例の趣旨に照らし正しいものを
組み合わせたものは,後記1から5までのうちどれか。

ア.被用者の重大な過失による失火によって生じた損害について
 は,その使用者は被用者の選任又は監督について重大な過失が
 なくても賠償責任を負う。
イ.家屋の建築業者がその過失により隣家に損害を与えた場合に
 おいて,被害者が注文者に対して損害賠償を請求するためには,
 注文者が注文又は指図について過失があったことを被害者が主
 張立証しなければならない。
ウ.他人の飼い犬にかまれてけがを負った被害者が飼い主に対し
 て損害賠償を請求するためには,飼い主の過失を被害者が主張
 立証しなければならない。
エ.建物の保存の瑕疵によって他人に損害を生じた場合,建物の
 占有者及び所有者は,損害の発生防止に必要な注意をなしたこ
 とを主張立証すれば免責される。
オ.自動車損害賠償保障法に基づく自動車の運行供用者の損害賠
 償責任は無過失責任である。

1.ア,イ  2.ア,ウ  3.イ,エ  4.ウ,オ  5.エ,オ
↓答案へ
葉玉先生さようなら
司試受験生の間では、著名なブログ「会社法であそぼ」に、
「引退宣言」が載っています。
葉玉先生は、東京地検特捜部に異動されるとの由。

この「宣言」の記事中、「A15 ・・・合格者数が増えれば,
実力がない人も合格するということは,真理だと思います。」
とありました。

需要が大きくなれば供給も増え、玉石混淆になる、とでも
おっしゃりたいのでしょうが、我々民間の発想からみれば、
「石も増えれば玉も増える」のが「真理」。

年次を問わず、これまでも「実力のない人」はいたはずで、
年次を問わず、社会は常に、石の増加に敏感に反応する。
しかし、民間に流れていた(失礼ながら葉玉先生よりも)
優秀な玉を多く集めることが可能になった、
と考えることも十分、可能でしょう。

二回試験の不合格者数を指標にして、「実力のない人」が
合格していく状況を「真理」とまでは、言い切れないのでは?
たとえば経済指標:今月の消費者物価指数が下がったとして、
デフレに入ったことが「真理」とは言えませんでしょう?

受験生ではなく、リーガルサービスを享受する“一般人”
としての立場から、そんな違和感を「宣言」に感じたので、
冗筆した次第。

当方、先生の会社法関連本は買って読んでます。
新司法試験・合格発表
まだ発表前の21日付の朝刊、朝日新聞(第2社会面)に、
新司法試験の合格者数等について掲載されていたのには、驚いた。

国家試験の発表前日までに、情報を得ていたことになるからだ。
司試絡みのリーク報道は、初めて。
ある意味、これも司法制度改革の現れかもしれない。是非は別として。

現行試験を受け続けてきた人が、受かっているようだ、
などと、同紙はスクープを署名記事にして、分析を公にした。
旧司法試験でなく、「現行」として(笑)。

法務省のサイトによれば、東大の合格率が高いが(約70%)、
一橋LSは実数的(44人)にも割合的(80%超)にも、
同LSは一番の成果を上げたLS、と評価できるか。
外からは、その内実を明確にはできないものの。